やっぱり日本はアメリカの属国?

今日、日米の防衛首脳会談で米軍海兵隊の沖縄からグアムへの移転の費用負担問題が決着しました。60億9000万ドル(6760億円)という膨大な金額をポンと出す気前のいい国は恐らく日本以外にはないのではないでしょうか。湾岸戦争時も面倒なことはお金で解決してしまうというイメージがついてしまいましたが今回もまさに同様です。確かに日米同盟の重要性はわかりますが、なぜここまで日本側が負担を強いられなければならないのか、疑問に思います。アメリカの主張にはもはやNO!と言えない国になってしまったのでしょうか。これではパートナーというより属国という感じがします。これが仮に同じ同盟国であるフランスやドイツだったらこういう決着はありえないし、国民も認めてくれないと思います。私はアメリカ合衆国は日本にとって最も重要な国であり、アジアでのアメリカの軍事力の存在は周辺地域の安定をもたらし、軍事力を増強している中国に対する抑止力になることは十分認識しております。ある程度の負担は仕方がないにしても今回の負担は行き過ぎであると言わざるを得ません。この件に関しては国会で十分検証し、この負担が本当にふさわしいものなのか徹底的に議論してほしいと思っております。