相次ぐいじめ

昨今いじめの問題が相次いでます。以前と比べるとかなり減ってきたように思えましたが、表面化しないだけだったのかもしれません。福岡県筑前町の三輪中学校で起き、自殺にまで至ったいじめは教師が発端だったと聞いて愕然としました。近年は教師の質の問題がクローズアップされ教員免許更新制も議論されておりますが、それ以前の問題です。また、学校・教育委員会の対応にも批判が集まってますが当然のことです。私がニュースを見ているだけでも腹立たしい思いがこみ上げてきました。ちょうど三輪中の校長が自殺した両親の自宅を訪問する際のニュースを見ましたが、校長は文科省の報告書を渡すだけで、遺族が話し合いをしたいと言っているのに黙って帰るというのは、いったい何を考えているのか分かりませんし、校長という学校管理者としては失格です。そもそもこういう校長だから最悪の事態に至ったと思います。学校長、教員が真剣に向かい合えばいじめは撲滅できるはずです。恐らく今回自殺した生徒は学校に信頼できる人がいなかったのではないのでしょうか。今でも生徒・保護者からの信頼が厚い教員はいますが、無気力な教員がいるのも事実です。いじめの問題を解決するためには、学校を変えていかねばなりません。学校・教育委員会は何か問題があると常に隠そうとする体質がありますが、まずはこうした点を改めなければならないと思います。私も常に公立学校の立て直しを訴えて参りましたが、腐りきっている公立学校が多いということを改めて実感しました。