東京都の壁

今日は自ら所属する文教委員会が開催されました。昨今、教育を取り巻く環境はいじめの問題をはじめ、問題が山積しております。私の所にも教育の関係で相談に来られる方もいらっしゃいます。さて、今日は習熟度別の授業について質問しました。現在、一部の学校で実施しておりますが、算数・数学などで、3クラスを5分割にしたりして、少人数習熟度別授業を行っております。この習熟度別の授業は生徒・児童の進捗状況に応じて受けられるメリットもありますが、反面、クラスのまとまりがなくなるなどデメリットもあります。私も公開授業などで何度も学校に足を運んだりしますが、現場の教師からは「1クラスを2分割した方がよっぽど効率がいい」と伺ったことがあり、そのことを今日の文教委員会で質問しました。教育委員会からの回答は、「東京都が1クラスを2分割にする習熟度別授業を認めていない」とのことでした。ここでもまた東京都の縛りがあるのかということ、未だ東京都が教員の人事権・予算を握っていることを思い知らされました。以前から地方分権が叫ばれておりますが、東京都は国に対しては分権を主張してますが、区に対してはなかなか権限を委譲しようとしてません。是非とも地方分権を行い、区が独自に教育行政を遂行できるようにするべきです。
さて話は変わりますが、この度私のホームページを久々にアップしましたのでご覧下さい。