今日はわが党の鳩山幹事長をはじめとする国会議員と区内(新宿1-1-15)の知的障害者通所授産施設「かがやけ第2共同作業所」を視察し、スタッフの皆さんと意見交換を行いました。今回の視察は本年4月から施行した障害者自立支援法がどういう状況になっているか確認するためです。この施設ではお弁当やお菓子をつくって販売をしたり、袋づめの軽作業を行なっており、すごく和やかな雰囲気で私たちを明るく迎えてくれました。作業所の皆さんと意見交換をすると様々な窮状が判明しました。自立支援法が施行されてからは少ない工賃にもかかわらず、利用料や給食費など今まで必要ない費用がかかり、持ち出しになっているのが現状であるとの説明を受けました。そして作業をしている方からは「工賃を上げて!」とか「こんな法律ならいらない!」と切実な訴えを伺いました。職員の方からは「葛飾区はまだ独自の助成制度があるからいい方で、よそはもっと大変でしょう」とのことでした。このままでは作業所の皆さんの働く意欲さえ薄れてしまうのではないかと危惧しております。法改正がいちばん望ましいですが、区の助成制度を拡大したりして何とか現状を変えていきたいと思います。
障害者自立支援法の現状を視察
