―品川区はスムーズに予約が可能、なぜ差がつくのか―
葛飾区では、マイナンバーカードの手続き予約が1か月半以上先まで埋まる状況が続いています。区民の皆様からも「予約が取れない」、「更新できない」といった声が数多く寄せられています。議会での質疑においても、区はこの状況を認めており、未交付は約2万6千件、そのうち約1万人が予約を取りたくても取れない状態です。更新の集中や申請増加は見込まれていましたが、現状では体制が追いついていません。これは看過できない異常事態であり、基礎自治体としての責任が問われます。今年は制度開始から10年目の節目を迎え、カード本体の有効期限が切れる区民が急増します。今、体制を整えなければ、さらなる混乱は避けられません。
こうした状況を受け、区は運営見直しにより、令和8年度の交付予約枠を約8万枠から10万3千枠へ拡大する方針を示しました。しかし、区が必要と見込む予約枠は約10万2千枠であり、必要数に達するだけで混雑の解消には至らない水準です。
なぜ対応に差が生まれるのか?
マイナンバーカード関連事務は、人件費を含め国が全額負担する仕組みです。区の財源を圧迫するものではないにもかかわらず、葛飾区の対応は休日枠のわずかな拡大に留まっています。
一方、品川区では既に年間10万枠以上を確保しているため、スムーズに予約が可能です。同じ23区でこれほどの格差が生じていることは、行政の対応の差が明確に表れています。
臨時窓口など抜本的な対策を提案!
私は議会で以下の具体的な対策を区に求めました。
・臨時窓口の設置
・予約なし対応の検討
・体制強化の前倒し実施
マイナンバーカードは健康保険証としての利用など、日常生活に直結する重要な制度です。更新したくてもできない状況は決して看過できません。今後も議会で進捗をチェックしながら、必要なときに確実に手続ができる体制の実現に向け、確実に改善が進むよう取り組んでまいります。
